インテリア業界はその業務領域が広いため、様々な職種があります。
そこには自分のやりたいこと、自分の能力をより活かせる職種が必ずあるはず。
インテリア業界でより確かな地位を築くための資格取得を組合は積極的にバックアップします。
建築施工管理技士
建築業法に基づく国土交通大臣認可の国家資格の技術検定制度で、土木・建築・内装仕上げ・管工事等職種別に1級・2級の資格があります。建築施工管理技士は、建築工事の施工技術の向上を図るため、設計から施工に至るまでの一連を管理監督する技術者です。
建築施工管理技術検定試験は、(財)建設業振興基金が年1回実施しています。
登録内装仕上工事基幹技能者
「登録内装仕上工事基幹技能者」とは
建設現場における上級職長として、それぞれの現場の実態に応じた施工方法を技術者に提案・調整したり、現場の技能者へ適切な指揮・統率を行う等の役割を通じて、効率的で生産性の高い工事を実施するものです。
内装仕上工事基幹技能者推進協議会が、3日間の認定研修会を行い、最終日に実施する考課測定(試験)に合格すると、登録内装仕上基幹技能者の認定書が交付され、資格が付与されます。この資格は、同推進協議会が認定する民間資格です。
「内装仕上工事基幹技能者推進協議会」とは
日本室内装飾事業協同組合連合会(日装連)、(社)全国建設室内工事業協会(全室協)、日本建設インテリア事業協同組合連合会(ジェイシフ)の3団体で構成し、基幹技能者の育成を推進する団体です。
受験資格について
内装仕上工事に関する1級技能士の資格:
今年度の基幹技能者認定研修会は修了致しました。来年度につきましては、開催日時、開催場所、受講料等は現在のところ未定です。
登録期間
(注)なお、合格者は、基幹技能者運営団体連絡協議会(事務局:(財)建設業振興基金)のデータベースに登録されます。内装仕上工事を含む、11職種17団体が同ホームページで基幹技能者の氏名や所属する企業等の情報を公開しています。(HP:基幹技能者運営団体連絡協議会)
出展元:一般財団法人建設業振興基金HPより抜粋
技能士(技能検定)
職業能力開発促進法に基づいて実施され、一定の基準によって検定し、公証する技能の国家検定制度であり、技能に対する評価を高めるとともに社会的経済的地位の向上に重要な役割を有しています。
技能検定試験は、都道府県の職業能力開発協会が年1回実施しています。インテリアに関する技能検定は内装仕上げ施工(プラスチック系床仕上げ作業)1級・2級、壁装作業1級・2級があります。
組合は組合員に資格取得のための情報提供、資格取得のための準備講習会を行っています。
IDインテリアデコレーター(内装士)
インテリアデコレーター(内装士)制度は、インテリア業界を支える優れた人材を育成する教育制度です。2021年4月1日現在607名のインテリアデコレーター(内装士)が全国で活躍しています。
受験資格
日装連の所属組合員、関連企業の従事者であり、且つ、学歴等により違いはありますが、内装仕上工事の実務経験のみの場合は、5年以上の経験が必要となります。
受験料
1万円(消費税込み)
試験内容
有機溶剤作業主任者
屋内作業又はタンク、船倉等の内部その他厚生労働省が定める場所において、有機溶剤を製造し又は取り扱う作業をする場合は有機溶剤作業主任者の選任を要します。
有機溶剤作業主任者は、(社)島根労働基準協会が実施する講習会を受講し、終了試験に合格した者の中から選任されます。
インテリアコーディネーター
インテリア産業協会が資格試験を実施し、認定している民間資格です。
インテリアコーディネーターは、お客様にインテリア商品の選択、インテリアの総合的構成等について適切な助言・提案を行います。
その他の関連資格
増改築相談員(公益財団法人住宅リフォーム紛争処理支援センター)
住宅の新築工事やリフォーム工事に関する実務経験を10年以上有し、財団の研修を受講し考査に合格した人のみが認められる資格です。専門家としての知識を基にリフォームを考えている人の相談にアドバイスし、リフォームの計画や見積もりなどを行います。
福祉住環境コーディネーター(東京商工会議所)
医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、建築士やケアマネジャーなど各種専門職と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示したり、福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスする資格取得の斡旋を行います。
窓装飾プランナー(一般社団法人日本インテリア協会)
カーテンやブラインド等の多彩なアイテムの中から、お客様のニーズやライフスタイルに合った窓装飾を提案・販売する専門家です。
リフォーム会社って何を基準に選べばいいの?
・万が一の事故やトラブルが心配・・・
・安心できるリフォーム会社を探すには?
このマークが付いているお店なら安心です!
国が作った基準をクリアしている会社だけが、このマークを表示できます。
一般社団法人日装連リフォーム推進協議会は住宅リフォーム事業者団体に加盟しています。
(※注1)
戸建て住宅の場合:500万円以下で団体の定める額
マンション共用部分の場合:戸数×100万円または1億円の低い方の額で団体の定める額
(※注2)
瑕疵(かし)保険に加入したリフォーム工事には、検査員(建築士)による現場検査があるので安心です。万が一、工事後に不備が見つかった場合には、補修費用を保険会社が負担してくれるので安心です。
※詳細についてはリフォーム会社にお問い合わせください。